壁打ち雑誌〔グレースケール〕

グレーゾーンに位置する発達障害の学生に向けて発信していきます

【エニアグラム】山姥切長義は光の3w4である【ただの趣味】

 長義って誰だよって方に。

 刀剣乱舞というブラウザゲームのキャラです。(ソーシャルゲームにもなっている)

公式ツイッターからの引用です↓↓

 

 

備前長船長義作の打刀。長義は長船派の主流とは別系統の刀工となる。写しであると言われている山姥切国広と共に伯仲の出来。美しいが高慢。より正確に言えば自分に自信があり、他に臆する事がない。 

 

 イベント「特命調査 聚楽第」より追加報酬として実装された刀。打刀で、初期刀候補の「山姥切国広」の本科でもあります。

 というかそこがかなり重要。このふたふりは伯仲の出来ながら、互いのアイデンテイテイの根幹が以下のように対立します。

 

 

山姥切長義「俺こそが山姥切。やあ偽者くん、俺の名を借りて名を売っているようだな。真に山姥切を切ったのは俺だよ(うろおぼえ)」

 

山姥切国広「俺は写し。比較され続け、卑屈になった。だが、俺は堀川国広の最高傑作でもある。そして主の刀だ。それが何よりも大事。山姥を切ったかどうかなど俺たちの物語のひとつに過ぎない(うろおぼえ)

  

 

 この対立は、ふた振りを戦場に出したときに起こる回想で何度も眼にすることができます。どっちも好きなキャラなので、対立する様子を見るのはただならぬ緊張がありました。

 

 国広、好きなんですよね。青臭くて等身大の青年像という印象を抱きました。卑屈に見えてプライド高いところとか。あと国広は長義のこと山姥切呼びなんだな、はじめから。やつに落ち度があるとすれば、極回想だろうなあと思う。あそこで決定的に2人の心は離れてしまったのではないか。

 

 長義さん。国広との絡み(南泉とも)と自己紹介のインパクトの強さで初期の二次創作は負け犬ポジだったり問題児ポジにされたりしましたが、最近は納まってるように感じますね。長義の高潔さ、有能さ、忍耐や懐の広さなどが見直され、そういった描写の見られる作品が増えたように感じます。

 

 で、この子。エニアグラムで言うタイプ3ではないかと思いました。

 プロ意識が高い、弱みは見せたくないタイプ。有能に見られたい子。有名なくそくそボイスも、アイデンテイティの根幹をぶっさされたときと、破壊されたときしか見せていない。鼻につく上から目線。でもエニア1や8のように相手に要求したり支配しようとするものではない。立ち振る舞いも私情を挟まなければ極めてスマート。さすが長船

 

「もてるものは与えなくては」

 この発想、w2っぽくない。2は基本誰にでもいい顔しがちだが、、、長義みたか?違う。さにわへの対応もスマートだけど、2のように親身な印象は受けない。(ちなみにわかりやすい3w2は刀剣乱舞だと加州清光が該当するようです。)

 

 ついでにアイデンテイティが迷子になる危うさがあるからw4かなって。4は個性的な自分でありたいというが、自分を必死に訴えかけてくる人が多い。そして、普段はそこまで激しくない。内向的で繊細なタイプなので。

 長義も山姥切問題に関してびっくりするほど余裕が無くなるけれど、通常はそこまで激しくない。だから3w4だと判断しました。

    他に意見があれば募集いたします・・・・・・。

 

 それと、たぶん。あくまで私の考えですが、長義は山姥を切っているのだと解釈しています。だって国広、切ったものについての呪いの件よくわかってなさそうだし。国広と南泉一文字の回想、南泉の方がカマをかけているようには受け取れないでしょうか。

 

 人それぞれですね。

 どの作品においても、想像の余地の残してくれる物語が好きです。空白に対する憧憬がヲタクの心を豊かにしてくれます。