壁打ち雑誌〔グレースケール〕

グレーゾーンに位置する発達障害の学生に向けて発信していきます

話す人がいないと人生が詰みやすくなる理由②

 ちわちわ、こんにちはー。

 集団行動って辛いよねって話です。うそ。けども、前回に比べて暗い話になると思うので、気分が悪くなったらそっとブラウザを閉じてください。

 

 

②「人からの悪意にさらされやすくなる」

 

 これ、いじめの話にも通じます。

 悪意というのは個人的な感情から相手に負の感情をぶつけたり、相手が不利になるように状況を仕込んだりすることですから、それに人数がふえると立派ないじめです。いじめる本人たちは、無自覚だったりするんですけどね。

 

 中にはいじめられる方にも問題があると聞いて喜ぶ人たちもいますが、「どっちもどっちだなー」って思います。正義の鉄槌って気持ちがいいんですよ。だから、仮に言い分が正しくても気分にまかせて攻撃してる時点でやってる側のエゴなんですね。

※いじめ問題の妄言っていう話があるみたいです。書籍:いじめの構造より参考にできます。

 

 

 さて、今いるコミュニティの中で、何らかの影響力がないと、他人に攻撃されやすくなります

 攻撃されるきっかけは様々ですが、周りから信頼を置かれている人には、たとえ「誰でも怒るよね」って感じの怒りでも向けにくかったりします。

 意識的にも無意識的にも、悪者になりたくない人は多いです。嫌われたり、自分が不利になるのは辛いですから。

 

 また、人とのかかわりが少ないと、どちらにどの程度非があるのかわかりにくくなります。自分を必要以上に責めたり、「わたしは悪くない」とかたくなになったり。

 周りが敵だらけだと、よりそんな気分になりますよね。

(時々発達障害の人は「自分を悪いと思わない」という言説を見かけますが、こういうからくりも働いているのではないかと踏んでいます。)

 

 人との関わりを増やすことで、そういうのを防ぎやすくなります。

 

 コミュニティ内で仲間を増やすことは難しくても、三者の目を借りることで、また、自分の性格やあり方を肯定されていると感じるだけでも、悪意につぶされにくい心と客観的な姿勢を持つことができます。

 

 そして、①のとおり、気もまぎれて冷静になれます。

 悪意というのはターゲットを苦しませるためにあるので、

 人と関わることで相手の攻撃に対するダメージを減らしたり、

 そもそも攻撃しにくくすることで、

 ずっと生きやすくなります。

 

 重い話でした。ここまでお付き合いありがとうございました!