壁打ち雑誌〔グレースケール〕

グレーゾーンに位置する発達障害の学生に向けて発信していきます

コミュ障同士でも関わりは続けていくべきか

 

 最近ブログでコミュニケーションについてうるさいのは自覚しております。

 心理学のタグで「人間関係しっかり築いていないと危ないよ」って感じの話を六段階にわけてくどくど語り倒しているのですから(笑)

 

 実際、コミュニケーションに不便があると、これからの時代、いっそう不利になっていきます。前々から言われていたことなんですけどね。

 みんな努力してますから、コミュニケーション能力の高い人は、コミュニケーション能力の低い人が尻込みしている間にも、どんどんスキルを上げて出世していきます。

 そして、コミュニケーション能力が高い人は高い人同士でつるみ、コミュニケーション能力が低い人はつるまないので、情報、精神衛生といった面でも格差が広がっていきます。

 

 しかし、自分がコミュニケーション能力が低いと自覚している人で、死に物狂いで自分を立て直そうとする人は少ないです。

 現代の風潮でしょうか、疲れるからという理由で1人を満喫する人が多いのですね。中にはコミュ障を直すために動く人もいますが、少数です。

 

 私自身、そういうタイプですし、そういった気持ちを理解することはできます。

 しかし、人は人と関わらないと、どんどんコミュニケーションを取る方法を忘れていきます。

 そして、人間生活の中には誰かの存在を意識することでできるようになる習慣も多く存在します。人と関わらないと、そういう習慣も忘れてできなくなっていきます。

 

 コミュ障同士だからこそ、徒党を組んでスキルアップに協力していきたいんですけど、なかなか現実は上手くいかないんですよね。

 

 コミュ障を自称する人たちの中でも程度があります。

 私が指すコミュ障は、能力や長所があるのにそれを周りに提供できなかったり、対人スキルが足りないことで人との関わりに難を抱える人たちです。

 コミュニケーションに齟齬があると、なかなか人に認められません。すると、対人関係も仕事も躓きやすくなりますから。

 

  幸い、わたしの周りには同じ考えの人が少なからずいて、色々と協力をいただいているところです。

 目の前の人間がなにを求めているか、どんな価値観の中に生きているか。心地のいい時間をすごすにはどう働きかけていけばいいか。わたしはいつも、頭が悪いなりに考えています。

 コミュ障でも、今いる友人との絡みは大事にしたいです。